こんにちは^^
お風呂で穂花に暴言を吐いた優。
怒った穂花は、優をお湯を張ったバスタブに突き落とします!
近藤しぐれ「監禁婚」
1巻6話「接吻管理」。
穂花の本気の殺意から、必死に逃げようとする優。
しかしその甲斐なく、意識を飛ばしてしまうのですが・・・?
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「監禁婚」1巻6話あらすじ

「監禁婚」1巻6話ネタバレ!

殺意
セックスを焦らされ、性欲に負けた優。
彼は思わず、穂花に暴言を吐いてしまいます。
「犯すぞゴラァ!!」
それを聞いた穂花の表情が一変。
彼女はバスタブにお湯を張り、じっと優を見つめます。
(ヤバイ・・・)
(このままじゃ解放されるどころか、殺される!)
穂花の冷たい視線に、本気の殺意を感じた優。
彼は拘束された手足で、必死に逃げ出そうとします!
(逃げろ!!)
死に物狂いで起き上がり、風呂場のドアに向かう優。
しかしあっさりと穂花に捕まり、石鹸の滑りを使い、バスタブに突き落とされてしまいます!
走馬灯
お湯に沈んだ優を見下ろし、自分もバスタブに飛び込む穂花。
彼女はそのまま優に抱きつき、彼が浮かんでこないようにします。
(本気だ!)
(本気で俺のことを殺そうとしてやがる!)
(い、息が・・・)
あっという間に酸素が足りなくなり、朦朧とする優。
脳裏に浮かぶのは、付き合っていた頃の穂花の姿。
「そっか、穂花ちゃん、お父さんにDV受けてたのか・・・」
あの時の自分のセリフが、頭の中を駆け巡ります。
(これが走馬灯ってやつか・・・)
一緒にお祭りに行き、焼き鳥を食べる穂花。
美味しそうな笑顔を浮かべる彼女に、言葉をかける優。
「俺、美味しそうに食べる穂花ちゃんの顔・・・好きだよ」
優の言葉に、顔を赤らめるほのか。
「私、好きになるってことが苦手で・・・」
一緒に見たアクション映画で、なぜか涙を流した穂花。
「ごめんなさい!なんでだろ?」
「優大さんのことがちょっと知れて嬉しいからかな・・・」
そんな穂花に、優がかけた言葉。
「俺、泣いてる顔の穂花ちゃんも好きだな」
それを聞いて、照れたように俯く穂花。
「わ、私・・・・」
(穂花はあの時、なんて言おうとしたんだ?)
遠ざかる意識の中、優は思いをめぐらせます。
あなたが好き
「俺は自分に正直になればいいと思うよ」
一緒にレストランで食事をした時、口もとの汚れを拭いてくれた穂花。
「そういう優しい穂花ちゃんも好きだよ」
優の言葉に、またもや俯く穂花。
「いつも・・・優くんばっかりズルイ・・・」
(俺の何が・・・ズルかったんだ・・・?)
「でも私・・・嫌いでいる方が楽になれることいっぱいあったから・・・」
あの時の穂花の言葉を、思い出した優。
そして彼は、1つの答えに行き着きます。
(そっか)
(穂花は、ただ・・・)
(俺に「好き」って、言いたかっただけなんだ)
そのことに気づき、ふと優が目を開けた時。
こちらを見つめる、穂花の優しい笑顔が目に入ります。
それを見た優の目に、一粒の涙が浮かぶのです・・・。
「監禁婚」1巻6話感想とその後の展開は?

穂花に暴言を吐き、殺されかけた優。
お湯を張ったバスタブに突き落とされ、薄れゆく意識の中、彼は1つの答えにたどり着きます。
穂花はただ、自分に「好き」と言いたかっただけなんだ。
そんな優に、優しい笑顔を向ける穂花。
2人はそのまま、お湯の中で熱いキスを交わすのです。
まさかの感動的なシーンです!
しかしここで、穂花がかつて父親にDVを受けていたこと、そのせいで「人を好きになること」が怖かったことが明かされています。
これはかなり重要な情報だと思うんですが・・・
本当にこれが正解なのでしょうか?
しかしわかり合った2人はこの後、ついに本当の夫婦になります。
幸せな時間の中、優の心に訪れた、大きな変化とは?
徐々に明らかになる、穂花の監禁の「本当の意味」。
これはもしかしたら、私が思っている以上に怖い話かも知れません。
「愛」と「管理」の違いって、なんなんでしょうね。
そんなことを考えながら、読み進めていきたいと思います・・・!